関連付け

Work With Plus では、(関連付けトランザクションとともに) トランザクション間に N 対 N の関係が存在する場合、実行時において特定のトランザクションに属するレコードを別のトランザクションに関連付ける機能が提供されます。

アプリケーションによって複数の会社を処理する必要があり、各会社に対して異なる通貨で作業する必要があるケースを想定して、この機能を説明します。次に説明するように、アプリケーションのユーザーはこの機能を使用すると、簡単かつ効率的な方法でどの通貨をどの会社に関連付けるのかを設定できます。

既存の会社を示す「Company」トランザクションがあり、「Currency」トランザクションは一部の Company レコードで必要になる可能性があるすべての既存の通貨を示し、会社に通貨を関連付けるために「CurrencyCompany」トランザクションがあるとします。このトランザクションでは、「Company」が「Currency」に N 対 N の関係で関連付けられます。

Company トランザクション

Currency トランザクション

N 対 N の関係のトランザクション (CompanyCurrency)

このトランザクションには、両方のトランザクション (Company および Currency) の主キーが含まれます。会社を特定の通貨に関連付けたり、関連付けを解除したりする際に、パターンによってこのトランザクションにレコードを挿入または削除する必要があるため、このトランザクションをビジネスコンポーネントとして設定する必要があります。

したがって、次に示すようにここで関連付けノードを挿入します:

Level ノードを右クリックして [追加] > [Association] と選択すると、次のウィンドウが表示されます:

[CompanyCurrency] を選択します:

次に示すように、最後に [作成] を押すと、[Association] ノードが Company インスタンスに挿入されます (これには Template のインスタンスからすべての子、そのプロパティ、および順番が含まれています):

[Association] ノードに対してプレビューアクションを実行すると、Web フォームでどのように関連付けが表示されるのかを確認することができます:

次に、この機能をテストするために、Selection オブジェクトの Grid に User Action を挿入すると、関連付けの Web パネルが次のように呼び出されます:

オブジェクトを保存して、実行時での結果を確認します。Company Work With には 関連付けの Web パネルを呼び出すためのアクションが用意されます:

Dvelop 社のこのオプションをクリックすると、関連付けの Web パネルが表示されます。今回が初めてのアクセスのため、この会社には関連付けられた通貨はありません。

1 番目のボタンをクリックすると、システム内に存在するすべての通貨を Dvelop に関連付けることができます:

すべての通貨が Dvelop に関連付けられていることが分かります。逆のアクションを行うには、最後のボタンをクリックして、Dvelop 社からすべての通貨の関連付けを解除します。 

通貨 [Dollars] を選択して 2 番目のボタンを押すと、この通貨を Dvelop に関連付けることができます (このアクションは、関連付け / 関連付けの解除を行う通貨をダブルクリックすることでも実行されます)。

上記のプロシージャーを [Chile Pesos]、[Euro]、および [Mexico Pesos] に繰り返してから、[実行] ボタンを押します。

アプリケーションは Company Work With に戻ります。次に、[ViewCompany 'DVelop'] に結果を表示するためのオプションを選択します:

 

通貨が正しく「DVelop」に関連付けられたことが確認できます。

[Association] ノードのプロパティの詳細については、次のリンクを参照してください: Association <


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